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疾患名から調べる|浦和の内視鏡・消化器内科 - 浦和消化器内視鏡クリニック

潰瘍性大腸炎(UC;Ulcerative colitis)

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潰瘍性大腸炎(UC;Ulcerative colitis)

潰瘍性大腸炎とは:

潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に持続的な炎症が生じ粘膜がただれる炎症性腸疾患の一つです。潰瘍性大腸炎は、ここ20年間で患者数が約4倍と急激に増加しており比較的どなたでも起こりえる病気の一つとなってきております。一度発症すると、活動期(炎症がおこり症状が出る)と寛解期(炎症が治まり症状が落ち着く)を交互に繰り返し完治が難しい病気と言われており国の難病指定のご病気の一つとなっています。

発症年齢は15歳~35歳の青年期に生じることが多いですが、高齢者でも発症することがあり幅広い年齢でみられる疾患です。

潰瘍性大腸炎の原因は、ストレス・腸内細菌叢の異常・自己免疫反応の異常などが言われていますが、まだはっきりとはしていません。

潰瘍性大腸炎の症状としては、粘液に血が混じる粘血便・下痢・腹痛・発熱といった症状がみられます。

潰瘍性大腸炎の診断は、内視鏡検査で直接視ることで診断されます(症状が強いときには検査を行わないこともあります)。内視鏡検査の所見としては、粘膜がただれ粘膜の発赤やびらん・出血などが見られます。ただれている粘膜を内視鏡下で組織を採取し、病理検査で潰瘍性大腸炎に特徴的な所見があるかどうか確認します

潰瘍性大腸炎の治療は内科的治療と外科的治療に分けられます。内科的治療は以下のようなものが挙げられます

・薬物療法(5-アミノサリチル酸製剤、ステロイドなど)

・血球成分除去療法(白血球除去療法、顆粒球除去療法)

・免疫抑制剤(シクロスポリンなど)

・抗TNFα受容体拮抗薬

・局所療法(ペンタサ注腸、ステロイド注腸など)

です。一方、外科的治療は、内科的治療が効果がない・大量に出血する・腸に穴が開いてしまう・癌を併発しているなどの場合に全大腸を切除して治療を行います。

潰瘍性大腸炎で問題となるのは長期経過にて癌の発生です。潰瘍性大腸炎の患者さんでは、大腸における発癌のリスクが高いと言われています。以前、潰瘍性大腸炎と言われ症状が良くなり検査を受けていないという方は、定期的に大腸内視鏡検査を受けていただくことをお勧めします。

 

潰瘍性大腸炎のお食事について:

潰瘍性大腸炎では、日々のお食事で気を付けていただくことがあります。症状が落ち着いている寛解期では特に制限はなく、バランスの良い食事を心がけます。アルコールやコーヒー・刺激の強い食べ物に関しては避けた方が良いです。一方、症状のある活動期には、下記のようなものは避けてください

・アルコール

・コーヒー、緑茶、紅茶などカフェインが含まれるもの

・揚げ物などの脂分を多く含むもの

・食物繊維を多く含む食べ物

・冷たい飲み物、食べ物

などです。高たんぱく、低脂肪、高エネルギーの食事内容が良いとされており魚・鶏肉などの摂取をおすすめします。また、潰瘍性大腸炎に低FODMAP食が有効であるとの報告もありますので、ご自身にあった食事内容を見つけることも大事です(疾患名一覧の中のFODMAPを参照してください)。

 


  潰瘍性大腸炎・通常観察